光の中での始まりそして再会 ひかりのなかでのはじまりそしてさいかい
舞い散る桜の花びら
藍色の髪が揺れ
茶色の髪も揺れ
どこか、解らない雰囲気が流れ
自分には理解が出来ず、紫と緑の瞳を見続けた。
自分達に背を向け歩き出す姿を見つめ
追いかけ様と足を出すが
右手を握られ動きを止められると
付けていた鐘が音が鳴った。
「お兄ちゃん?」
掴まれた手を見
視線を上げてみると
哀しげな目で見つめられると
力強く抱きつかれ
「、もうアスランとは遊べなくなったんだよ」
震える声が耳に聞え
首をかしげ
「お兄ちゃん?
どうしたの、悲しいの?」
キラの顔を見ようと首を動かそうとするものの
抱きしめられた体は動かず
震えるキラと舞い落ちる花びらをただ不思議そうに見つめていた。
そんな光景を今の自分が離れた所から見ていた。
ドコかで見た様な光景なんだけど・・・・・
舞い落ちるは花びらと自分を抱き締めているキラ
そんな光景を見ながら考え込む
「?
そろそろ起きないとダメだよ?」
言葉が聞え、揺らされる感じを受け
見ていた光景は揺らめき消えると
声はよりリアルに聞え
髪を書き上げられる感覚を感じ
閉じていた目を開けると
アメジストの色が入り
目に入ってくる光の量が多く数回瞬きをすると
ようやく光に慣れたのか閉じていた目を開けると
栗色の髪が入り
撫ぜられ暖かさに再び落ちてきそうな瞼を無理やり上げ
「おはよう、キラおにぃちゃん」
呂律の回っていない口で作られた言葉に
苦笑しながらも
「おはよう、」
撫ぜられる手は休むことは無く
挨拶が返された。
「着替えたら下りてきてね」
暖かな手が離れ
大きな背中が見えなくなると
ベットから下り、洋服ダンスから服を取り出し
ゆっくりと着替えを済ませると
後を追う様に部屋を出、言われた通り下へと降りていった。
「おはよう!
義父さん、義母さん」
先程の眠さなど何処にも感じられないぐらい
元気な声で挨拶をすると
名を呼ばれた人物は振り向き笑顔で答えると
席に促すとも従い席に着くと
すぐさま朝食が運ばれ
全員が揃うと朝食の時間がはじまった。
のんびりとまでは行かないものの
ゆっくりと流れる時間の中で食事と会話が広がる
「今日、は何をする予定なの?」
隣に座るキラからの言葉に
ナイフとフォークの動きを止め
「うんと、工場近くにすっごく広い場所があるの。
そこに行って、と遊ぶ予定かな?」
肩に乗る藍色のロボット鳥に視線を向けるが
すぐさまキラの方向へと視線を動かすと
キラの肩に止まる緑のロボット鳥が見えるが
「どこか不調なの?」
向かいに座っている母が心配そうに言葉をにかける
「うんん、どこも悪くないんだけど、外で飛ばしたこと無いから
トリィみたいに帰ってくるか確かめたくて・・・」
首を左右に振り義母の言葉に返すと
次に義父から声がかかる
「アスラン君のトリィを元にが作りキラがOSを作ったんだ
大丈夫だろう」
なんせキラは教授の手伝いをするぐらいなんだ心配ないだろう
微笑みながらどこか誇らしげな声に
キラはテレ、は笑っていると
「でも、アスランが見たら驚くだろうね。
トリィと同じ形で色がアスランと同じ髪の色だなんて」
テレ隠しのつもりか、微笑みながらの肩に止まっている
と呼ばれているロボット鳥を突付くと
羽を広げ飛び立ち、食卓の上を先回していると
キラの肩の止まっていたトリィも飛び立ち、
と共に先回すると2羽でどこか飛んでいってしまった。
「あ!!!」
飛んで行く2羽に視線を移し
席を立つ勢いで振り返るものの朝食中だと思い出し
席から離れかけた腰を下ろし
置いたナイフとフォークを手に持ち、
残っていた朝食に手を伸ばし
会話を続けた。
「お兄ちゃん、今日は何時ぐらいに帰ってくるの?」
「う〜ん、・・教授の都合にもよるけど・・・」
「早く終わったら一緒に本屋さんへ行こう?」
「いいよ。出来るだけ早く帰れるようにするよ」
約束を取り交わし朝食を終えると
片付けをしながら家を出る
義父とキラを見送ると
義母と共に使った皿を洗い、テーブルを拭き
どっかに飛んでいってしまったを探しに
家中を探すと自室に戻っており
ため息を付くと自分の肩に乗せリビングに戻ると
紅茶の匂いに引き寄せられる様に席に着くと
義母が微笑み、カップに注がれる風景をみながら
肩にいるの声に耳を傾ける。
やっぱりトリィて鳴き声にすれば良かったかなぁ・・・・
小鳥と同じ様に鳴くに
フッと思うものの
あっちゃんが考えてアノ鳴き声にしたんだから
何から何まで一緒はダメだよね・・・
無意識にため息を付き
カップを手に持つと、いつの間にか淹れられていた
ミルクと砂糖の甘さにホッと付き
甘さを味わう為にもう1口飲む
藍色の髪を持つ人物を思い出す。
最後に別れた姿を思い出すものの
もう3年合っていない
もしかしたらキラの事は覚えているかもしれないが
自分の事は忘れているかもしれない。
キラもソウだが彼も人目を引きやすい人物だから
この3年でもっと美人になってるかも
そうなると、プラントでもモテてるんだろうなぁ・・・・
彼女、いそうだよねぇ・・・
姿を思い出し、自分勝手に想像していると
義母は不思議そうにを見ていた為
そう想像した事を言葉にすると
「そうかもしれないわね」
と、微笑み返してくれた。
ゆっくりと流れる時間に広がる会話は
止まる事が無く
色々な話題かが出る
そんな中
「時間もいいし、外に行こうかなぁ」
人口太陽が高い場所から照らし時刻を知らせてくる
そんな光を見たは声を出し
座っていた席を立ち
玄関へと向かうと、義母もの後ろを歩き
玄関先で見送りをした。
「やっぱり、この時間は人が少なくていいよねぇ〜」
街中を歩きながら、誰に話す事もなく呟かれる言葉は
道行く人の少なさを指した。
知らない人が多い場所を極端に嫌い
また、人が多いことで目を回し、気分を悪くする事がある
にとっては、人の動きが少ない、
この時間はもっとも動きやすい時間だった。
歩くに連れて町並みから工場地帯に近づくと
太く大きな道が伸びる中、緑が広がる場所に着くと
両手を空に伸ばすと、その動きに胸元から、ちりんと鐘の音が鳴る。
の1つ1つの動きに合わせ鐘が鳴り
自分の存在を知らせてくれる鐘に触り微笑むと
ポケットからを取り出しスイッチを入れ空へと飛ばすと
羽を伸ばし気持ち良さそうに、青空を切る様に飛び
時には先回して自分の肩に下りてきた。
何度か空へ飛ばすと、名前を呼んだりして肩に下ろし
満足そうに微笑み、草の上に腰を下ろし
今だに飛んでいるを見ていると
爆発音と地面が揺れるのを感じ、慌てて立ち上がり
左右を見回していると工場地帯から煙が上がっていた。
「爆破?
事故でも起こったのかなぁ?」
煙の上げる中、大型のトレーナが出てくるのを見付け
無意識に足を道へと進めると、も後を追いかける様に
の頭上を飛んだ。
道へと後数歩と言う距離まで足を進めると
目の前は走っていたトレーナが停止すると
発砲音が響き、悲鳴と共に何かが地面へと倒れた。
動かしていた足を止め様と思うものの
脳への通達が上手く行かないのか、足は止まらず
鐘の音を鳴らしながらトレーナに近づくが
「きゃぁぁあぁぁあああ!!」
急に右太腿に痛みを感じ悲鳴を上げ、鐘が鳴る中
地面とのぶつかる衝撃を受けるが、上半身を動かし
何が起こったのか視線を上げて見ると
数人の人物が握る銃が自分に向けられていた。
目を大きく開け、自分の置かれている状況に驚くが
藍色の鳥が銃を向けている人物の1人に
向かって飛んで行く姿を見え悲鳴を上げる様な声で停止をかける。
「!行っちゃダメぇぇええ!!」
チリン、チリン
叫び声の中に、鐘の音が混ざり
の視界には自分向かって飛んでくる姿が入り
安堵していると、いつの間にかの視界には赤色が入り
バイザー越しには藍色が目に入ると、お腹辺りに鈍痛を感じ
瞼を落ちる中
「・・・・・・・・・」
耳に届いた声は、懐かしく翡翠の瞳の少年を思い出さすと
意識は闇へと落ちていった。
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第2部
開始です。
これからTVにそって進めて行きたいと思いますが
なんせ私が30話までTVを見ていなかったのでドウなるか解りませんが
自分で出来る範囲で頑張っていきたと思っています。
2003 9 10